己丑とは
己丑は、四柱推命(しちゅうすいめい)の十干十二支の組み合わせであり、干支番号は26番。
陰陽五行説に基づく中国の伝統的な占術です。
己丑は陰土の「己」と陰土の「丑」から成り立ちます。
- 己(き)の特徴:
- 己は土を表します。土は基本的な物質であり、安定感や地に足をつける感覚を象徴します。また、地に根ざすというイメージもあります。
- 己の特性としては、安定、忍耐、現実的な考え方、地に足のついた実践的な行動が挙げられます。
- 丑(うし)の特徴:
- 丑は十二支のうちの2番目で、牛(うし)を象徴します。牛は力強く、地道に働くイメージがあります。
- 丑の特性としては、努力、忍耐、着実な成果、努力によって得られる安定感が挙げられます。
- 己丑の組み合わせ:
- 己の土の性質が、丑の牛の努力や忍耐と結びつくことで、安定した努力や着実な成果を意味します。
- 仕事やプロジェクトにおいて、着実に進むことが期待される一方で、柔軟性や冒険心はあまり強調されません。
壬辰は午未天中殺
午未天中殺は、午年、未年、6月、7月、午の日、未の日が天中殺になります。
日柱干支番号21~30番が戌亥天中殺です。
午未天中殺の人は粘り強さと根気があります。
長寿で長生きする傾向です。
考えながら行動するため、常に頭と体がフル稼働しています。
頭の回転が速すぎて、自分中心に物事を進めようとするため、そのスピードに目下が付いてこれないことがあります。
年上の人との縁が強いため、早いうちから飛躍できる人が多いです。
好きなことを見つけると、とことんハマリます。意志が強く、どんなに困難なことが起こっても、途中で投げ出すことはほとんどありません。あえて苦労の多い道を選ぼうとするところがあります。そのため、趣味の域を超え、その道のプロになる人が多いです。
感情はあまり表に出しません。苦しいときはひたすら我慢をします。
初対面の人は苦手で人見知りします。お世辞を言うのも下手です。
自分の殻に閉じこもってしまうと無愛想な人と思われ孤立します。
午未天中殺の人の成功するポイントは、自分にしかできない事を持っているかどうかになります。
己丑の長所
- 着実さと忍耐力: 己の土の属性と丑の牛のイメージが組み合わさり、非常に着実で忍耐強い性格を形成します。この特性は、目標に向かってコツコツと努力することで安定した成果を生み出すことができます。
- 現実的な思考: 己の現実的で地に足のついた性格が、丑の地道な努力と結びつくことで、物事を冷静かつ合理的に考え、計画的に進める能力があります。
- 安定感: 土の象徴する安定感と、努力によって得られる安定感が相まって、他人や状況に対して冷静に対応できます。安定感があることで、周囲の信頼を得やすいです。
- 努力と責任感: 丑の牛は努力家であり、己の土の属性がそれを支える形となります。この組み合わせにより、責任感や真摯な努力が強調されます。
- 物事の基盤構築: 現実的で地道な努力を通じて、物事の基盤をしっかりと築くことができます。将来への展望を持ち、着実に進むことが得意です。
己丑の短所
- 堅すぎる傾向: 土の属性と地道な努力が強調されるため、柔軟性に欠けることがあります。新しいアイデアや変化に対して抵抗感を示すことがあります。
- 冒険心の不足: 安定志向が強いため、冒険心やリスクを取ることに対して慎重すぎる場合があります。新しいチャレンジや未知の領域に踏み出すことが難しいかもしれません。
- ストイックな傾向: 長所の忍耐力が過剰になり、ストイックな一面が強調されることがあります。時には感情を抑え込みすぎてしまうことがあるかもしれません。
- 変化への適応力の不足: 安定性を好むあまり、変化に対する適応力が不足することがあります。急激な状況変化に戸惑うことがあります。
- 頑固さ: 土の属性が強調されるため、一度考えたことや信じたことを変えることが難しい傾向があります。頑固さが意思疎通を難しくすることがあります。
これらの短所はあくまで一般的な傾向であり、すべての己丑の人に当てはまるわけではありません。個々の人の成長や経験、自己認識を持ちつつ、これらの特性に対処する方法を見つけることが重要です。
己丑の適職
- 農業・園芸関連の職業: 土の属性を生かし、植物の世話や農作業、庭師などが適しています。
- 建築業: 土の安定感や建築基盤の構築に関連する仕事が向いています。建築士や土木技術者などが考えられます。
- 実務・事務職: 着実な努力や忍耐力が求められる事務職、経理、秘書などが適しています。
- 研究職: 土のように基盤を築くことが求められる研究職や科学者、研究者などが考えられます。
- 保険業界: 安定感や計画的な考え方が求められるため、保険セールスなどが適しています。
- 教育関連の職業: 学びや知識の基盤を築く教育関連の仕事も己丑に合っています。教師や講師、教育コンサルタントが考えられます。
- 農村開発や地域振興: 土の安定感や地域への貢献を重視する仕事が合っています。
これらの職業は一般的な傾向を示しているだけであり、己丑の人が他の職業で成功することも十分にあります。個々の興味やスキル、経験に基づいてキャリアを選択することが重要です。
己丑の恋愛傾向
- 真剣な交際: 己丑の人は一途で真剣な交際を重視します。相手に対して誠実で、安定感のある関係を築くことが重要です。
- 着実な愛情表現: 恋愛においても仕事や生活と同様に、着実で忍耐強い愛情表現が見られます。相手を支え、長続きする関係を望みます。
- 家庭重視: 家庭や家族の価値を大切にし、パートナーシップを築くことに重点を置きます。安定感のある家庭環境を構築することが望ましいと考えることがあります。
- 冒険心の不足: 冒険心よりも安定を重視する傾向があります。新しい経験や変化に対して慎重な一面が見られることがあります。
- 信頼性の重要視: 信頼性が非常に重要であり、相手に対して信頼を築くことが、良好な関係の基盤となります。
- 感情の抑制: 土の属性が影響して、感情を抑え込むことがあるかもしれません。感情表現が控えめな場合があります。
- 努力を惜しまない: 恋愛においても努力惜しまない姿勢が見受けられます。パートナーシップを維持するために努力を重ねることができます。
己丑の人が良好な恋愛関係を築くためには、相手とのコミュニケーションを大切にし、お互いに支え合いながら安定感のある関係を築くことが求められるでしょう。
己丑を持つ有名人・芸能人
目黒連(SnowMan)
SUGA(BTS)
反町隆史
三浦翔平
設楽統(バナナマン)
武豊
松坂大輔
風間トオル
内山理名
片瀬那奈
滝沢カレン
野呂佳代
比嘉愛未
深田恭子
水卜麻美
三田佳子
薬師丸ひろ子
SHIHO
60干支
番号 | 干支 | 音読み | 訓読み | 番号 | 干支 | 音読み | 訓読み |
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1 | 甲子 | こうし | きのえね | 31 | 甲午 | こうご | きのえうま |
2 | 乙丑 | いっちゅう | きのとうし | 32 | 乙未 | いつび | きのとひつじ |
3 | 丙寅 | へいいん | ひのえとら | 33 | 丙申 | へいしん | ひのえさる |
4 | 丁卯 | ていぼう | ひのとう | 34 | 丁酉 | ていゆう | ひのととり |
5 | 戊辰 | ぼしん | つちのえたつ | 35 | 戊戌 | ぼじゅつ | つちのえいぬ |
6 | 己巳 | きし | つちのとみ | 36 | 己亥 | きがい | つちのとい |
7 | 庚午 | こうご | かのえうま | 37 | 庚子 | こうし | かのえね |
8 | 辛未 | しんび | かのとひつじ | 38 | 辛丑 | しんちゅう | かのとうし |
9 | 壬申 | じんしん | みずのえさる | 39 | 壬寅 | じんいん | みずのえとら |
10 | 癸酉 | きゆう | みずのととり | 40 | 癸卯 | きぼう | みずのとう |
11 | 甲戌 | こうじゅつ | きのえいぬ | 41 | 甲辰 | こうしん | きのえたつ |
12 | 乙亥 | いつがい | きのとい | 42 | 乙巳 | いつし | きのとみ |
13 | 丙子 | へいし | ひのえね | 43 | 丙午 | へいご | ひのえうま |
14 | 丁丑 | ていちゅう | ひのとうし | 44 | 丁未 | ていび | ひのとひつじ |
15 | 戊寅 | ぼいん | つちのえとら | 45 | 戊申 | ぼしん | つちのえさる |
16 | 己卯 | きぼう | つちのとう | 46 | 己酉 | きゆう | つちのととり |
17 | 庚辰 | こうしん | かのえたつ | 47 | 庚戌 | こうじゅつ | かのえいぬ |
18 | 辛巳 | しんし | かのとみ | 48 | 辛亥 | しんがい | かのとい |
19 | 壬午 | じんご | みずのえうま | 49 | 壬子 | じんし | みずのえね |
20 | 癸未 | きび | みずのとひつじ | 50 | 癸丑 | きちゅう | みずのとうし |
21 | 甲申 | こうしん | きのえさる | 51 | 甲寅 | こういん | きのえとら |
22 | 乙酉 | いつゆう | きのととり | 52 | 乙卯 | いつぼう | きのとう |
23 | 丙戌 | へいじゅつ | ひのえいぬ | 53 | 丙辰 | へいしん | ひのえたつ |
24 | 丁亥 | ていがい | ひのとい | 54 | 丁巳 | ていし | ひのとみ |
25 | 戊子 | ぼし | つちのえね | 55 | 戊午 | ぼご | つちのえうま |
26 | 己丑 | きちゅう | つちのとうし | 56 | 己未 | きび | つちのとひつじ |
27 | 庚寅 | こういん | かのえとら | 57 | 庚申 | こうしん | かのえさる |
28 | 辛卯 | しんぼう | かのとう | 58 | 辛酉 | しんゆう | かのととり |
29 | 壬辰 | じんしん | みずのえたつ | 59 | 壬戌 | じんじゅつ | みずのえいぬ |
30 | 癸巳 | きし | みずのとみ | 60 | 癸亥 | きがい | みずのとい |
日常生活に取り入れる四柱推命「養成講師」
なぜ生活に四柱推命を取り入れるといいの?
四柱推命は、個人の性格や適性、運勢を理解し、より良い人生を築くための手助けをします。
まず、自分の命式を知ることで、自己認識が深まります。生年月日から得られる情報を元に、自身の特徴や傾向を把握することで、自分自身の強みや弱みを知ることができます。
仕事
四柱推命の知識を活かして、仕事やキャリアの選択に役立てることができます。
適性に合った職種や職場環境を選ぶことで、仕事に対するモチベーションが向上し、成果を上げやすくなります。
人間関係
また、自分や他人の命式を知ることで、コミュニケーション能力を向上させ、人間関係を円滑にするヒントも得られます。
相手の性格や価値観を理解することで、対話や協力がスムーズに行えます。
恋愛
恋愛関係においても、四柱推命は大きな影響を持ちます。相手との相性や適性、恋愛パートナーとしての相性を知ることで、健全なパートナーシップを築く手助けになります。
また、自分自身の性格や恋愛傾向を把握することで、自己改善に取り組み、より健全な恋愛関係を築くことができます。
健康
さらに、四柱推命は健康面でも示唆に富んでいます。
個人の体質や体調の傾向を知ることで、適切な食生活や運動、休息を取る時間を見つけることができます。これにより、健康を維持し、ストレスや病気の予防につながります。
日常生活において四柱推命を活用する際には、ただ情報を知るだけでなく、それを実際の行動に移すことが大切です。
自己分析を通じて、自身の長所を伸ばし、短所を補う方法を見つけましょう。
また、他人と良い関係性を築くには、相手の特性を尊重し、受け入れる姿勢が大切です。
四柱推命を日常生活に活かすことで、より豊かな人間関係や充実した生活を築くことができるでしょう。