自己肯定感の低い人の特徴
・他人と比較する癖がある
・物事を自分で決めて行動できない
・やったことのない事に自信が持てない
・起こっていない未来に心配や不安を感じて行動できないなどが挙げられます。
この様なことで、生きづらさを感じている人も多いです。
「あの時、もっとこうすればよかったのかな？」と自分を責めたり、過去の言動を悔んだりして現実を受け入れられないまま過ごしていませんか？
仕事や家庭、恋愛や対人関係など、生きていれば多くの問題や課題に向き合う機会がありますね。
本来の問題や課題に向き合うことができずに目をそらし、向き合うことから逃げることを現実逃避と言います。
自己肯定感が低い人は、この現実逃避をしている傾向があります。
現実逃避とは、現実から意図的に意識をそらす行為です。 困難な状況に対して、立ち向かえないと諦めてしまったり、不安から解消されて早く楽になりたいという心理状態でもあります。 不安感や責任感、ストレスなどの要因から自分を守るための行為です。
私も現実逃避したくなることあります！
誰にだって1度は経験ありますよね？
しかし、この現実逃避を繰り返していると同じ失敗を繰り返したり、やりたいことにチャレンジできないなど好ましい状態ではありません。
では、自己肯定感が低い人はなぜ現実逃避をしてしまうのか？
その原因と改善法をお伝えします。
自己肯定感の低い人が現実逃避する原因
①心身が疲れている
「やりたいことがある。もっとがんばろうと思っているのに身体が付いてこない」
仕事や家庭、人とのコミュニケーション様々なことが原因で疲れは溜まります。
心と体は繋がっています。元気がない時は、楽(ラク)な方を選択する人がほとんどです。疲れがたまっている時は、チャレンジしたい事があっても今のままの方が楽(ラク)だと思い、一歩踏み出すことが出来ません。
②頑張ったことが思い通りにならなかった経験
過去に一生懸命やったことが上手くいかずに努力しても無駄だと思って諦めていませんか？
自己肯定感が低い人は、努力したことよりも、上手くいかなかった結果に目が向きやすいです。
過去の経験から自分にレッテルを貼り、未来のことをネガティブに想像して自分にブレーキをかけます。
しかし、例え思い通りにならなかった事でも、経験に無駄なことはありません。
自信は、失敗と経験・努力を繰り返した先に自然と付いてくるものです。
③恋愛で上手くいかなかった経験
信頼していた人が浮気をしていた、大好きだった相手に振られてしまった、好きな人との恋が実らなかった。
この様なことがあると、自分を否定された感覚になりますよね。
恋は自分だけでなく相手があってのこと。相性やタイミングも大切です。結果だけに執着して自分を責めたり、現実を受け入れられないまま過ごしていると、同じような恋愛を繰り返すことになります。
④努力したくない
根気よく物事に取り組む意識が低い人。
自分にとって都合の悪いこと、苦手なことの現実から目を背けたい、向き合いたくない。
この様な理由から自分にはムリだと決め付け現実逃避をしていませんか？
自分には出来ないと思うことで、努力しなくて良い方を無意識に選択しています。
現実逃避したくなる原因で、当てはまる項目はありましたか？
大人になれば誰にだって起こり得ることかもしれません。
大切なのは、改善法です！
自己肯定感が低く、現実逃避してしまう人の改善法
心身の疲れを取る
人は、疲れている時に現実と向き合いたくない気持ちになります。
本来の問題に向き合うには、エネルギーが必要なんですね。
仕事や家事などの疲れがたまっているなら、マッサージに行く、アロマをたく、湯船にゆっくり浸かるなど自分を癒す為の時間を作ってください。
自分に否定的な言葉を使わない
・自分に自信がない
・自分のことが嫌い
・どうせ私は1人
・分かってくれる人は誰もいない
・どうせ私は上手くいかない
この様な言葉を自分に投げかけないこと。人は自分の発した言葉に影響を受けています。
家族や友達など大切な人に対しては感謝の言葉を掛けたり、思いやりの言葉を伝えていますよね？
自分の体も人生を共にする大切なパートナーです。
辛いときに無理にポジティブな発言をする必要はないですが、自分にも優しい言葉を掛けてあげましょう！
必要な情報と、必要のない情報を区別する
自信が持てない人ほど情報収集をし過ぎています。
頭の中がモヤモヤしている人。自信がなく迷って判断できない人。問題をどう解決したらよいか途方にくれている人は、必要のない情報を集めすぎているかもしれません。
情報に対して、「なるべく多い方が良い」訳ではありません。
ネット検索をする時や、人に相談する時は必ず「自分の目的」を持ちましょう。
その情報は自分にどうつながるのか？自分の求める問題解決のヒントにつながるのか？こうした意識を持って情報を集めると、不必要な情報に迷うことがなくなります。
起こっていない未来に心配や不安を感じて行動できない人は、「あなたはどうなりたいのか？」この目的を明確にしてください。
さいごに
起こっていない未来に心配や不安を感じて自己肯定感が低くなっている人は、現実逃避をして本来の問題に向き合えていないことが多いです。
他人の評価より、向き合うのは自分自身ですね。
自信は小さな成功体験の積み重ねで付くものなので、ぜひ意識をしてみてください。
